
当院では、突然起こる「脳卒中(脳血管障害)」の発症早期における、的確な診断や治療の必要性から、24時間体制で診療ができるように、「脳卒中センター(7床)」を西4階脳外科病棟に開設しました。
センターには、24時間モニターが設置され、ナースステーションとセントラルモニターを介して直結している上に、1〜2名の看護婦がセンター内に常駐して患者さんのケアに対応します。また、センターとナースステーションの間の壁には透明なガラスが張られ、患者さんの様子が同ステーションから把握できます。
同センターに収容される「脳卒中」は、おおまかに「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」に分類されます。「脳出血」や「くも膜下出血」は、激しい頭痛・嘔吐や意識障害を伴うために、患者さんは発作後、早期に受診されますが、「脳梗塞」の場合には、痛みを伴う症状が乏しいためか、発作後1〜3日経過して受診されることが多いようです。従って、受診時には梗塞は完成し、急性期の治療(血栓溶解療法など)ができない状態です。「脳梗塞」は脳血管障害のうち70%を占める疾病で、その予後は発作後3時間に決定されるといっても過言ではありません。急に、手足の運動麻痺や言葉の障害が生じた場合には、夜間でもちゅうちょすることなく専門医やスタッフ並びに「脳卒中センター」のある本院を受診されることをお勧めします。
