ビジョン・経営方針
UBEグループは「共存同栄」「有限の鉱業から無限の工業へ」という創業の理念を踏まえ、21世紀を迎えるにあたって下記のグループビジョンを掲げました。
技術の翼と革新の心。世界にはばたく私たちのDNAです。
フロンティアスピリットを胸に、無限の技術で世界と共生するUBEグループは、次代の価値を創造し続けます。
100年を超える歴史を有する宇部興産は、発祥の地、宇部で始めた石炭採掘事業以来、時代と産業構造の変化に対応し、常に自己変革を行なってきました。その中で一貫して変わらなかった価値 − それが「技術」と「革新」です。
独創的な技術力に裏打ちされた「モノづくり」を中心とした事業活動と、時代のニーズを先取りし、変化を怖れないチャレンジ精神は、活動地域が世界に広がった現在も、UBEグループ共通の価値観として遺伝子に組み込まれ、脈々と受け継がれています。
創業の理念で謳われた起業家精神=フロンティアスピリットを保ちながら、株主を始め顧客、取引先、従業員や地域社会等のあらゆるステークホルダー、さらには地球環境との共生を図り、これらに貢献する価値創造型企業であり続ける、そのような決意がこのグループビジョンには込められています。
新中計の下でも、UBEグループは、このグループビジョンの下、さらなる成長に向けて邁進します。
UBEグループでは、2012年度を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画「ステージアップ2012 −新たなる挑戦−」を策定しました。この「ステージアップ2012」では、以下の基本方針のもと、その実現に総力をあげて取り組んでまいります。
(1)持続的成長を可能にする収益基盤の確立
- 成長戦略事業と中核基盤事業のバランスを取りながら事業ポートフォリオの最適化を進め、持続的成長を目指す。
- 成長戦略事業の中でも、特に医薬、電池材料、ファインケミカルの3事業については、成長を牽引する最重点事業として位置付けるとともに、ポリイミドチェーンについては技術・生産体制を強化し、太陽電池や自動車部材向けフィルムを始めとする新規需要を取り込みながら、確実に成長軌道に乗せる。
- 新興国市場のボリュームゾーンへの展開を見据え、化学製品においては生産技術の革新と新プロセス開発によりコスト競争力の強化を図り、機械製品等についてはシンプルで低価格の製品開発などに注力する。
- カプロラクタムチェーンや合成ゴム事業においては、中国・インド等アジア市場をターゲットとしたタイ拠点の拡充並びに現地企業との連携体制の構築、スペイン拠点を利用した南米市場への展開など、海外を中心に収益基盤を更に磐石なものとする。一方、機械事業においてはグローバルサービス網を拡充するなど、各事業特性に応じた海外展開を進める。
- セメント・生コン、成形機等、需要の停滞ないし縮小がしばらくの間見込まれる事業分野においても、生産体制の再構築や設備の統廃合等を行ないながら、着実に利益を確保していく。
(2)財務構造改革の継続
- 「ネットD/Eレシオ1未満」を早期に達成し、A格取得可能な財務体質を実現する。
- キャッシュフロー創出のため、設備投資は前中計に引き続き3年間で減価償却費相当額程度に抑え、在庫管理の強化や販売・構内物流費の削減にも継続的に取り組むとともに、管理間接業務の効率化を推進する。
- 一方で、上記最重点事業や基盤強化のための必要な投資は厳選して実行するとともに、成長の加速や事業構造の変革のためのアライアンス・M&Aには、積極的に取り組む。
(3)地球環境問題への対応と貢献
- 企業の社会的責任として、温室効果ガスや廃棄物の排出量の削減、並びに省エネに主体的に取り組むとともに、環境に貢献する技術や製品の創出を促進し、事業チャンスとして自らの成長に取り込んでいく。
(中期経営計画「ステージアップ2012」の詳細については、「株主・投資家情報」の「経営戦略」をご覧下さい)


















