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化学 【無機長繊維】

「チラノ繊維®

チラノ繊維®

UBE独自の技術により生まれた「チラノ繊維」は、シリコン、チタンまたはジルコニウム、炭素、酸素から成るセラミック連続繊維です。

チラノ繊維で強化した先進複合材料は、これからの超高速輸送、エネルギー高効率化、CO2・NOx低減、排ガスクリーン化等の環境保全に大きな役割を担うものとして期待が寄せられています。

これらの現実には、耐熱性、高強度、高信頼性など過酷な環境での高い性能が求められており、この繊維が持つ優れた特性を生かした用途が、さまざまな分野で広がりつつあります。

チラノ繊維® 超耐熱・高靱性セラミックス「チラノヘックス®」
  超耐熱・高靱性セラミックス
「チラノヘックス®

半導体グレード

チラノ繊維は半導体であり、106から10-1Ω・cmの比抵抗を持つものを任意に製造可能です。
なお、Gグレード、Hグレードについては、比抵抗を±10%の範囲で制御可能です。(例:5±0. 5Ω・cm)。

チラノ繊維(半導体グレード)の特性

特性 A C D F G H
比抵抗 (ohm-cm) 106 104 103 101 100 10-1
フィラメント径 (µm)   8.5, 11        
フィラメント数 (fil./yarn)   1600,800        
テックス (g/1000m)   220(8.5µm,1600fil./yarn)
引張強度 (GPa) 3.3 3.3 3.3 3.0 2.8 2.8
引張弾性率 (GPa) 170 170 170 170 180 180
破断伸び (%) 1.9 1.9 1.9 1.8 1.6 1.6
密度 (g/cm3 2.29 2.35 2.35 2.40 2.43 2.43
チラノ繊維のボビン内の比抵抗バラツキ チラノ繊維(Gグレード)の比抵抗の温度依存性
チラノ繊維のボビン内の比抵抗バラツキ チラノ繊維(Gグレード)の比抵抗の温度依存性
チラノ繊維強化エポキシ誘電率(10GHz)
チラノ繊維強化エポキシ誘電率(10GHz)

耐熱グレード

高強度、高耐熱性は、チラノ繊維の大きな特徴の一つです。特にチラノ繊維中のチタンをジルコニウムに替えたZMIグレードの耐熱、耐酸化性は従来の無機繊維に比べて非常に優れています。また、アルミニウムを含有する結晶質チラノ繊維(SAグレード)は1,800°C以上の耐熱性を持ち、次世代の複合材料用強化材料として期待されています。

チラノ繊維(耐熱グレード)の特性

特性 S LoxM ZMI SA
フィラメント径 (µm) 8.5 11 11 10, 7.5
フィラメント数 (本/束) 1600 800 800 800, 1600
テックス (g/1000m) 220 200 200 170, 190
引張強度 (GPa) 3.3 3.3 3.4 2.4
引張弾性率 (GPa) 170 180 195 380
破断伸び (%) 1.9 1.8 1.7 0.7
密度 (g/cm3 2.35 2.48 2.48 3.10
組成 (wt.%) Si 50 55 56 67
  C 30 32 34 31
  O 18 11 9 <1
  Ti 2 2 -  
  Zr - - 1  
  AI - - - <2
熱膨張係数 (10-6/K) 3.1(室温-500°C) - 4.0(室温-1,000°C) 4.5(室温-1,000°C)
熱伝導率 (W/m K) 1.0 1.4 2.5 65
チラノ織物(SAグレード) チラノ繊維の引張強度変化(アルゴン中1時間熱処理後)
チラノ織物(SAグレード) チラノ繊維の引張強度変化(アルゴン中1時間熱処理後)
チラノ繊維の引張強度変化(アルゴン中1300°C) チラノ繊維の引張強度変化(空気中1000°C)
チラノ繊維の引張強度変化(アルゴン中1300°C) チラノ繊維の引張強度変化(空気中1000°C)

二次加工品

チラノ繊維は、各種織物の他、チョップ状繊維、フェルト、セラミックペーパー等で提供可能です。

チラノ繊維チョップ

チラノ繊維チョップ チラノチョップの引張強度変化
  チラノチョップの引張強度変化

チラノフェルト

チラノフェルト  

チラノ繊維の期待される用途例

チラノ繊維の期待される用途例

この製品に関するお問い合わせ先 宇部興産(株) フォームからのお問い合わせ
化学カンパニー ポリイミド・機能品事業部
チラノ繊維グループ
TEL:03-5419-6188 FAX:03-5419-6260

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