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四月は大変!手話に関わる組織

専任手話通訳者 梅田 晶子


 手話に関わるエトセトラ…。今回は私が所属する組織についてお話しましょう。
 手話に関わる組織にはその目的に合せていろいろな団体があります。

1.宇部手話会
 創立32年目になる手話ボランティアの任意団体です。昼の部(手の花)、夜の部と合せて150名近くの会員がいます。宇部市聴覚障害者福祉協会と共に聴覚障害者の福祉向上と社会参加促進に努めています。この上に県下の手話サークル22団体で組織する山口県手話サークル連絡協議会があり、その上に中国地区手話サークル連絡協議会となります。宇部市の福祉会館で例会を開いていますから、興味のある方はのぞいてみてください。

2.宇部市手話通訳者派遣協会
 一定の資格と条件をクリアし、協会の入会試験に合格した人達で組織しています。会員40名で、市内の手話通訳や手話講習会の依頼に対応しています。事務局は宇部市社会福祉協議会の専任手話通訳者が行っています。私は今年度から講師部長になり、講習会の講師派遣を担当しています。

3.全国手話通訳問題研究会
 資格を問わない個人加入の全国組織です。研究誌の発行や研修会の開催など全日本ろうあ連盟と協力して運動に取り組んでいます。私は現在、山口県支部の運営委員です。研究部のくらし班として聴覚障害者の労働問題の調査・研究をしています。

4.山口県手話通訳者連絡会
 県内の手話通訳者が個人加入し、研修会等知識と技術の研鑚に努めています。手話に関わる資格としては年間80時間の講習を受けると手話奉仕員、その上に90時間の講習を受け試験に合格すると手話通訳者になります。更に国の試験に合格すると手話通訳士です。

5.日本手話通訳士協会
 平成元年に始まった国の試験に合格した人達で組織された専門家集団です。当初10年間で2000人の合格者を見込んでいたのですが、現在ようやく1200人に達したところです。合格率が厳しいのも一因ですが、やはり資格が仕事の保障になっていないのが人数の増えない最大の原因ではと思います。

 この他に、山口県聴覚障害者情報センターを運営する社会福祉法人山口県聴覚障害者福祉協会後援会の会員でもあります。それぞれの目的が違うためこれだけの会に加入することになります。ここだけの話、4月はこの会費の支払いが大変。通訳手当て・講師手当ては本の購入と研修会への参加費、そして会費の支払いで羽がはえたように飛んでいきます。それでも続けているのはなぜでしょう。それについては次回から・・・。

 別紙手話に関わる組織の関係図です。聴覚障害者の組織と二人三脚で活動していることがわかっていただけると思います。

 

 
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