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憧れの海外業務が楽しいという話 - MALAYSIA & VIETNAM -

No.474/2017.06
宇部興産機械(株)海外営業部/ 堀 彩音
画:クロイワ カズ

入社3年ですが気分は未だ駆けだしです。海外のお客様相手に機械のアフターサービスの補助的な仕事をしています。私の主なテリトリーはマレーシアとベトナム。

マレーシアには、入社2年目の6月に初めて行きました。訪問先はクアラルンプールの郊外でした。此処ではイスラム教が国教。丁度ラマダンの時でしたので、昼間は全く活気が感じられません。熱中症に罹りそうな炎天下でもお水を飲めないのです。工場内を歩いていると、物陰に休んでグッタリしている人が多いです。芝生の上を歩くと、所々に「コブラに注意!」の標識があって、「エッ、エッ」と思わず身構えてしまいます。

皆さん、夜は人が変ったように元気になります。近くのバザールに案内されました。飲み物、果物、食べ物、ケーキがたくさん。チャム(紅茶とコーヒーのミックス)やミロ(子どもの頃飲んだ)が美味しいです。食べ物は矢張り中華が口に合います。

ベトナム訪問は最近では昨年の6月。ハノイから車で5時間近く走った田舎のセメント工場でした。昼間の技術打合せは正直少し難しかったですが、仕事の後に行った地元のレストランが印象に残ります。良く言えばオープンなお店。はっきり言えば原っぱの中にプラスチックのテーブルと椅子を置いただけで、野良犬がウロウロ。でも、ベトナム料理は野菜が豊富でとてもヘルシー。お味もいいです。ニョクマムという調味料をつけて食べる揚げだし豆腐のような料理がお気に入りです。


入社以来、夢中で走り続けてきました。新入社員のような私に海外出張の機会を与えてくださる会社には感謝です。今後は、技術のことをもっと勉強して文系の私でも簡単な打合せなら1人でできるようにしたいです。海外の仕事が更に楽しくなるでしょう。