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血圧降下剤 カルブロック®錠新発売のご案内

2003年5月20日

三共株式会社(社長:高藤鉄雄)は、宇部興産株式会社(社長:常見和正)と共同で開発した持続性Ca拮抗剤 カルブロック®錠8mg、16mg(一般名:アゼルニジピン)を5月20日に発売致しましたのでお知らせします。

カルブロック®錠は1日1回投与で24時間安定した降圧作用を示すと共に、現在、主流となっている効果発現が緩徐な長時間作用型ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤です。
ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤は優れた降圧効果と忍容性により日本で最も使用されている血圧降下剤です。なかでも長時間作用型のカルシウム拮抗剤は、降圧作用の発現が緩徐かつ持続的であるため、安全性および心保護作用の観点から理想的な薬剤として最も多くの患者様に使用されています。

しかし、長時間作用型カルシウム拮抗剤においてさえ、若干ではありますが、心臓に悪影響を及ぼすとされる心拍数の上昇を認めることがあります。カルブロック®錠は長期投与において心拍数の変化が相対的に少ないことが分かっており、より心臓への負担が少ない薬剤としてご使用頂けるものと考えています。

尚、発売後は臨床上での安全性を確認するために、慎重な市場導入と市販後調査の徹底を図ってまいります。

新製品概要

発売日:平成15年5月20日(火)

剤名 持続性Ca拮抗剤 【指定医薬品、要指示医薬品】
品名 カルブロック錠8mg
カルブロック錠16mg
(アゼルニジピン錠)
包装 錠8mg:100錠(PTP)、500錠(PTP)
錠16mg:100錠(PTP)、500錠(PTP)、700錠(PTP)
単位あたり
薬価基準
錠8mg:50.30円/8mg 1錠
錠16mg:90.00円/16mg 1錠
【平成15年4月1日付 告示】
組成 錠8mg:1錠中、アゼルニジピン8.0mgを含有
錠16mg:1錠中、アゼルニジピン16.0mgを含有
効能・効果 高血圧症
用法・用量 通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。
備考 製造販売元:三共株式会社
技術提携:宇部興産株式会社

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