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「UBEグループ レスポンシブル・ケア報告書2003」を発行

2003年10月2日

宇部興産(株)(社長:常見和正)は、宇部興産およびグループにおける2002年度の環境・安全・健康への取り組み状況を中心とした「レスポンシブル・ケア報告書2003」(A4版32頁・カラー)を発行した。

UBEグループは、中期経営計画「New21・UBE計画」の中で、重要課題のひとつに「環境重視経営の実践」を掲げており、環境問題、安全問題、健康問題を経営の中心的課題として取り組んでいる。今年度の報告書も当社および主要連結対象会社12社のデータを含め、"UBEグループ"として報告している。
環境安全基本理念および環境安全推進体制、環境安全への取り組みの沿革、ISO等の認証およびその他の認定取得状況等の他、環境保全・保安防災・労働安全衛生・物流安全・製品安全・社会との対話に分けて2002年度のレスポンシブル・ケア活動の計画と実績を分かり易くまとめている。
当社は、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、環境会計を導入している。2002年度は2001年度と同様 当社とグループ会社(12社)を集計対象とし、環境保全コストについては、設備投資21.5億円・費用87.8億円となった。経済効果については、グループ外からの廃棄物受け入れ収入等の実収入効果で38.7億円、省エネルギー推進による節約効果で32.9億円となった。
また、UBEグループでは2010年までの中・長期の「地球温暖化防止戦略」を策定し、グループ全体として最終年度のCO2排出量を京都議定書でのわが国の目標と同じ1990年度比6%以上削減することを主な目標としているが、2002年度には既に7%以上削減しており、更なる削減に取り組んでいる。
国への報告(登録)が開始されているPRTRデータについては、今年度から宇部興産単独とともにUBEグループとしてのデータも新しく追加した。
産業廃棄物関係では、発生量の推移、リサイクル量の推移、最終埋立量の推移についてグラフ化するとともに、廃棄物有効利用状況を具体的に紹介している。
その他、環境に優しい技術・製品の紹介についても紹介している。

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