当社における石綿関連の状況について

当社の従業員及び元従業員の、現時点における中皮腫の発症状況及び石綿関連の対応状況を、下記のとおりお知らせ致します。

1．本日までに判明した中皮腫の発症状況について

（1）死亡者及び加療中の方の状況

1. 死亡　1名（元従業員）
• 当社旧宇部カプロラクタム工場（現宇部ケミカル工場、山口県宇部市）の勤務者で、品質検査の際、検査器具の保温に石綿を使用する等の業務に従事し、1987年に退職後、2004年に死亡されました。
2. 加療中　１名（元従業員）
• 当社旧宇部窒素工場（現宇部ケミカル工場）の勤務者で、断熱材等を扱った設備保全業務に従事し、1985年に退職後、現在加療中であります。

（2）労災認定

上記2名は、現在のところ労災認定は受けておりません。
なお、石綿への曝露歴等については現在調査中です。

2．石綿関連の対応について

当社では、今年7月に石綿対策のプロジェクトチームを発足し、当社およびグループ各社に おける従業員及び元従業員の健康被害や建物・設備等での石綿製品の利用実態の調査を実施しており、一部設備に残る石綿製品の代替化を、グループをあげて推進しております。
今後とも、関係法令や規則を遵守すると共に、健康被害等に関する調査を継続し、適切な対応を図ってまいります。