MENU

屋外用速硬型セルフレベリング材「外床レベラーG」新発売について

2006年9月14日

宇部興産株式会社(社長:田村浩章)は、屋外施工用途向けのセメント系セルフレベリング材「外床レベラーG」を開発し、10月から発売を開始する。

「外床レベラーG」は従来品の「床レベラーG」での実績をベースに、従来適用外とされてきた屋外でのセルフレベリング工事を実現させた新商品。
荷姿は25㎏/袋で、水量、混練時間などは従来品の「床レベラーG」とほぼ同一の使用方法とした。

セルフレベリング材は現在、室内の各種仕上材(フローリング、Pタイル等)の下地調整材として使用されているが、近年のマンションなどの共用廊下部などでも長尺シート等の仕上材を施工するケースが増えてきており、いわゆる屋外個所での貼りもの下地調整材としてセルフレベリング材の使用を希望するニーズが高まっている。
セルフレベリング材を得意とする宇部興産がいち早くこのニーズに対応し、この度実証試験もすべて終了したことから新商品「外床レベラーG」の発売開始となった。2006年度下期の販売数量は10万袋を見込んでいる。

従来、共有廊下などの屋外個所はモルタルにて施工されていたため、レベル精度も悪く、作業効率も低かったが、宇部興産が得意とする速硬性を「外床レベラーG」にも付加しているため、レベル精度のみならず、抜群の作業性と相俟って工期の大幅な短縮も同時に可能とした。

宇部興産は専用のローリー工法を独自に開発し、セルフレベリング材分野で着実にシェアを拡大している。特に特殊セメント系セルフレベリング材における速硬性能と寸法安定性能については、市場で高い評価を受けている。
総合セルフレベリング材メーカーを目指す宇部興産は、セルフレベリング材の新規用途開拓に注力しており、「外床レベラーG」はその一環として、今後もセルフレベリング材の新規商品開発に積極的に取り組んでいく方針である。

施工の様子 完成例(マンションバルコニー)
施工の様子 完成例(マンションバルコニー)

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ