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健康・調湿建材「やさしい壁」が「nano tech 2008 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」にて「nano tech 大賞2008 環境・エネルギー部門賞」を受賞

2008年3月5日

宇部興産株式会社(社長:田村浩章)グループにおける建材事業の主力会社であるウベボード株式会社(社長:片岡信裕)が製造・販売する健康・調湿建材「やさしい壁」が、「nano tech 2008 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(以下nano tech)」(2008年2月13日~15日 東京ビッグサイトにて開催)にて「nano tech 大賞2008 環境・エネルギー部門賞」を受賞した。
今回で7回目となるnano techはナノテクノロジーテーマでは世界最大の国際展示会であり、本年は国内324社、海外23ヵ国198社、計522社が参加した。
nano tech 大賞は 大賞、6つの部門賞と特別賞等からなり、ウベボードの「ナノ細孔を有する調湿建材 やさしい壁」が環境・エネルギー部門賞を受賞した。

「やさしい壁」は珪藻土を主原料とした調湿内装ボード。ウベボード独自の技術によって10nm(ナノメートル)から200nmナノ細孔構造を持ったケイ酸カルシウム水和物を生成させ、従来の珪藻土モルタルと比較して約4倍の水蒸気吸収・放出能力を持っている。これにより湿度50%から60%の快適な空間を保つことができる。
また、ホルムアルデヒド等の有害物質の吸着・分解性能を有しているため「シックハウス症候群」の防止作用がある。
これまでの採用物件としては美術館、博物館などの収蔵庫や養護施設などの内装用途が主であったが、ウベボードは今後、住宅やマンションでの採用増を推進していく意向。

「やさしい壁」 素板 「やさしい壁」SEM写真
「やさしい壁」 素板 「やさしい壁」SEM写真

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