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肥料等製造販売会社「エムシー・ファーティコム株式会社」の設立

2008年6月12日

三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)、宇部興産株式会社(以下「宇部興産」)、及び、トモエ肥料販売協同組合連合会(以下「トモエ肥連」)は、肥料・無機化学品の製造販売会社であるトモエ化学工業株式会社(以下「トモエ化学」)、宇部興産農材株式会社(以下「宇部興産農材」)、コウノシマ化成株式会社(以下「コウノシマ化成」)、ダイヤケミカル株式会社(以下「ダイヤケミカル」)、播州ケミカル株式会社(以下「播州ケミカル」)の5社を2008年8月1日付で合併することに合意しました。

本合併に際してはトモエ化学を存続会社として他4社を吸収合併し、新社名「エムシー・ファーティコム株式会社」(以下「新会社」)に商号変更した上で、新たにスタートをします。なお、播州ケミカルについては現在の親会社である中央化成株式会社から吸収分割により三菱商事の完全子会社化した後に合併します。

新会社は、三菱商事の肥料事業子会社の一員として、多様化する肥料市場・農業現場のニーズに応じ、「安全で競争力ある優れた肥料製品」と「農作物の付加価値形成に資する施肥・技術指導」を提供することで、農業資材の分野からわが国農業の発展に微力ながら貢献することを目指します。

このために、本合併により5社が現在保有する商品力・技術力・現場対応力を結集し、一層磨きをかけるとともに、経営資源配分・事業運営面における最適化・効率化を進めることで企業競争力を高め、新会社のミッションの実現に向けて最大限努力します。

また、精製硫酸を始めとする無機化学品製品についても引き続き取組みを強化し、多岐にわたるお客様のご期待に沿うべく精励します。

国内外の環境変化が益々加速化する中、企業として持続的な発展と事業基盤の強化を実現し、あらゆるステークホルダーから評価される優良企業に成長すべく、鋭意取り組みます。

新会社の概要

名称 エムシー・ファーティコム株式会社
本社所在地 東京都千代田区麹町1-10 麹町広洋ビル
主な事業所 本社、営業所(札幌、東京、名古屋、大阪、宇部、福岡)、 工場(いわき、小名浜、神島、佐用、宇部)
合併日 2008年8月1日(予定)
代表者 社長 高野俊行(現 トモエ化学社長・ダイヤケミカル社長)
資本金 約9億円
出資比率 三菱商事 72.83%、宇部興産 20.33%、トモエ肥連 6.84%
事業内容 肥料・無機化学品の製造販売
従業員数 約360名

統合5社概要

トモエ化学工業株式会社

設立 1966年5月
資本金 3.2億円
本社所在地 福島県いわき市常磐関船町宮下2番地の2
社長 高野俊行
株主構成 三菱商事 約79%、トモエ肥連 約13%、三菱レイヨン株式会社 約8%

宇部興産農材株式会社

設立 1955年10月
資本金 4.9億円
本社所在地 山口県宇部市大字小串1988番地の7
社長 棟方直比古
株主構成 三菱商事 51%、宇部興産 49%

コウノシマ化成株式会社

設立 1994年4月
資本金 10億円
本社所在地 岡山県笠岡市神島外浦3366番地
社長 田中和夫
株主構成 三菱商事 71%、清和肥料工業株式会社 29%

ダイヤケミカル株式会社

設立 1973年11月
資本金 0.5億円
本社所在地 東京都港区西新橋二丁目16番2号
社長 高野俊行
株主構成 トモエ化学 100%

播州ケミカル株式会社

設立 1971年7月
資本金 0.9億円
本社所在地 兵庫県佐用郡佐用町家内字柳原481番地の1
社長 武富正幸
株主構成 中央化成 100%(中央化成は三菱商事100%子会社)
(註:吸収分割実施後は三菱商事100%)

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