宇部興産株式会社(社長:田村浩章)は、UBEグループのCSR(企業の社会的責任)活動の取り組みをまとめた「CSR報告書2008」(以下「本報告書」)を発行いたしました。
宇部興産は、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、2000年の報告書より環境会計を導入しています。2007年度の環境保全コストについては、設備投資22.6億円・費用99.2億円で、それぞれ2006年度比10.9億円減、7.8億円増でした。
経済効果については、グループ外からの廃棄物受入収入等の実収入効果が101.8億円(資源リサイクル事業におけるセメント原燃料用の廃棄物受入収入を含む)、省エネルギー推進等による節約効果が82.3億円となり、それぞれ2006年度比8.6億円増、18.3億円増でした。
UBEグループでは、中期経営計画「ステージアップ 2009」の基本方針の一つに「CSR活動の深化」を掲げています。2008年4月、CSRの深化を着実に進めるため、グループCSR委員会を新設するとともにCSR推進部を発足するなど、マネジメント体制の強化に取り組んでいます。
本報告書は、UBEグループの活動結果を等身大でお知らせするとともに、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを高めるべくお届けしています。
今後とも環境重視経営に努め、社会からより信頼され、存在感のある企業となるべく、事業を通して社会に期待され必要とされるCSR活動を推進します。