MENU

「UBEグループ CSR報告書2009」を発行

2009年8月25日

宇部興産株式会社(社長:竹下道夫)は、UBEグループのCSR(企業の社会的責任)活動の取り組みをまとめた「CSR報告書2009」(以下「本報告書」)を発行いたしました。

UBEグループ「CSR報告書2009」の特徴

1.双方向コミュニケーションの充実

外から見た宇部興産グループの姿を明らかにするとともに、新たなCSR課題を捉えるため、第三者のご意見を拡充。双方向コミュニケーションの実現を目指しました。

2.「共存同栄」の精神を強く発信

ステークホルダーとの「グローバルな共生」を通じて持続的成長を目指すUBEグループの姿をわかりやすくお伝えするため、メッセージ性を高めた特集を設けるとともに、昨年度の主な事業トピックスや方向性について、従来よりも丁寧に報告しました。

3.読みやすい紙面づくり

すべてのステークホルダーの皆様に満足していただけるよう、読みやすい構成・デザインに努め、「カラーユニバーサルデザイン*1」の認証を取得しました。

すべてのステークホルダーとの「共生」を目指しているUBEグループは、本報告書の冒頭「地球環境保全のために」の中で、地球規模での持続的な発展を目指した環境経営が、なによりもまず重要であるとの決意を示しました。また、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、2000年の報告書より環境会計を導入しています。 2008年度の環境保全コストについては、設備投資34.3億円・費用107.4億円で、それぞれ2007年度比11.7億円増、8.2億円増でした。

経済効果については、グループ外からの廃棄物受入収入等の実収入効果が102.5億円(資源リサイクル事業におけるセメント原燃料用の廃棄物受入収入を含む)、省エネルギー推進等による節約効果が68.3億円となり、それぞれ2007年度比0.7億円増、14.0億円減でした。

本報告書は、UBEグループの活動結果を等身大でお知らせするとともに、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを高めるべくお届けしています。

今後とも環境重視経営に努め、社会からより信頼され、存在感のある企業となるべく、事業を通して社会に期待され必要とされるCSR活動を推進します。

*1
カラーユニバーサルデザイン
色覚の個人差に配慮し、より多くの人に情報が正しく伝わるようにつくられたデザインのことで、製品や施設に対して表示できるマーク(色覚のバリアフリー)。検証およびマーク発行は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構が行う。いわゆる色弱者の方は日本全体では300万人以上、色が全く見分けられない方も数万人いるとされ、目の疾患によって色の見え方が変わることもある。

カラーユニバーサルデザイン3(+1)原則
  1. 実際の照明条件や使用状況を想定して、どのような色覚の人にもなるべく見分けやすい色を選ぶ。
  2. 色だけでなく「形の違い」「位置の違い」「線種や塗り分けパターンの違い」などを併用し利用者が色を見分けられない場合にも確実に情報が伝わるようにする。
  3. 利用者が色名を使ってコミュニケーションすることが予想される場合、色名を明記する。
  4. +1その上で、目に優しく見て美しいデザインを追求する。

お問い合わせ先

  • 〒105-8449 東京都港区芝浦一丁目2番1号 シーバンスN館
  • 宇部興産株式会社 CSR推進部
  • TEL:03-5419-6118