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「UBEグループ CSR報告書2011」を発行

2011年8月10日

宇部興産株式会社(社長:竹下道夫)は、UBEグループのCSR(企業の社会的責任)活動の取り組みをまとめた「CSR報告書2011」(以下「本報告書」)を発行いたしました。

UBEグループ「CSR報告書2011」の特徴

1.「共存同栄の理念」と「環境問題について」を特集

  1. グローバルな共生」を目指すUBEグループは、「共存同栄」の理念のもと、世界の各拠点でCSR活動を推進しています。その実践例として、タイUBEグループによる地域に根ざした先進的なCSR活動を「特集」として紹介しています。
  2. 環境への負荷を定量的に把握する手法であるLCAの観点から、UBEグループのCO2削減効果や環境貢献型事業への取り組みを「特集」として紹介しています。

2.双方向コミュニケーションの充実

外から見たUBEグループの姿を明らかにするとともに、新たなCSR課題を捉えるため、第三者のご意見を紹介。双方向コミュニケーションの実現を目指しました。

3.読みやすい紙面づくり

すべてのステークホルダーの皆様に満足していただけるよう、読みやすい構成・デザインに努めました。一昨年から「カラーユニバーサルデザイン」認証の取得に取り組み、今年から「ユニバーサルフォント」を採用しています。

UBEグループは、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、2000年の報告書より環境会計を導入しています。2010年度の環境保全コストについては、設備投資23.7億円・費用113.3億円で、それぞれ2009年度比1.6億円減、1.6億円増でした。
経済効果については、有価廃棄物の売却等の実収入効果が9.9億円、省エネ対策の実施等による節約効果が64.1億円となり、それぞれ2009年度比2.8億円増、2.3億円減でした。

UBEグループでは、中期経営計画(2010~2012年度)「ステージアップ2012-新たなる挑戦-」の基本方針の一つに「地球環境問題への対応と貢献」を掲げています。その一例として昨年、自家発電所における代替燃料として、パームカーネルシェル(PKS:パーム椰子の種から核油を搾取した後の殻)を利用する実証試験を本格化し、さらに廃熱利用・燃料転換などにより、事業所におけるエネルギー使用量の削減にも取り組んでいます。また昨年は、マリン系香料「ヘリオフレッシュ®」が、「環境にやさしい香料の新製法の開発」として第10回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞(GSC賞)を受賞いたしました。
今後とも環境重視経営に努め、社会から信認されるCSR活動をより一層推進してまいります。

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