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新規そう痒症治療薬「SK-1405」第Ⅱ相試験開始のお知らせ

2017年8月21日

 株式会社三和化学研究所(本社/愛知県名古屋市、社長/秦克美、スズケングループ)と宇部興産株式会社(本社/山口県宇部市、社長/山本謙)は、両社の共同研究により見出した開発コード「SK-1405」について、この度難治性のそう痒症の一つである慢性腎不全に伴うそう痒症を対象とした第Ⅱ相試験を開始いたしましたのでお知らせします。
 両社は、SK-1405を難治性のそう痒症を適応症とする治療薬として、日本における共同開発を行っており、アトピー性皮膚炎・慢性肝疾患に伴うそう痒症についても開発を検討中です。今後も継続して両社の協力のもとに開発を進め、製造販売承認の取得を目指します。

 難治性のそう痒症とは、慢性腎不全・アトピー性皮膚炎・慢性肝疾患等に伴うそう痒で、既存の抗ヒスタミン薬などでは抑えられないそう痒を言います。このような病態に伴って生じる慢性的なかゆみは、生活の質(QOL)を著しく損なうにもかかわらず、未だに治療満足度が低く、有効な治療薬の開発が望まれています。

 株式会社三和化学研究所は、「人にやさしい“くすり”を世界の人びとに」の企業理念のもと、糖尿病領域・腎疾患領域を中核としアンメット・メディカル・ニーズ(Unmet Medical Needs)を満たす医薬品の開発にも積極的に取り組んでいます。

 宇部興産株式会社は、医薬事業を積極拡大事業の一つと位置づけ、自社/共同研究開発による「創薬」と「モノ作り(自社原薬、受託原薬、ジェネリック原薬)」を両輪として、医薬事業の拡大を図っています。

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  • 株式会社三和化学研究所 経営管理部 CSR広報グループ
  • TEL:052-951-8130