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工業薬品の価格改定について

2018年4月9日

宇部興産(株)(社長:山本謙)は、設備老朽化に伴う製造設備の維持更新コストの増大、物流費用の高騰により、アンモニアなど工業薬品の価格改定を行うことを決定し、ユーザーとの交渉を開始します。
工業薬品の価格改定は2013年4月以来で、コストの上昇を製品価格に転嫁し、製品の安定供給体制の維持強化を行うことが目的です。

価格改定幅

液安(液体アンモニア) +18円/㎏
液安・ボンベ +40円/㎏
安水(アンモニア水) +5円/㎏
重炭安(重炭酸アンモニウム)(工業用) +10円/㎏
重炭安(食添用) +15円/㎏
硫安 +5円/㎏
しゅう酸 +30円/㎏

実施時期

2018年5月1日出荷分から

液安(液体アンモニア)は、主にナイロン原料であるカプロラクタムや窒素系肥料の原料として生産される宇部興産の工業薬品事業における主力製品です。
重炭安はビスケット等の膨張剤やマンガン電池の原料に、硫安は発酵用菌の培養剤等に、また、しゅう酸は電子材料向け原料や耐火レンガ製造等に使用されています。
宇部興産は、アンモニアは宇部市(山口県)に380,000t/年の生産設備を有しており、国内トップメーカーです。

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