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当社グループ会社における国土交通大臣認定及びJIS認証の仕様への不適合について

2018年5月29日

宇部興産株式会社(代表取締役社長:山本謙、以下「当社」)の連結子会社である関東宇部コンクリート工業株式会社(代表取締役社長:田中義克、以下「関東宇部社」)が製造する生コンクリート(以下「生コン」)について、建築基準法に基づく国土交通大臣認定(以下「大臣認定」)及びJIS認証の仕様への不適合が判明しましたので、下記の通りお知らせ致します。お客様をはじめ関係各位には多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。

1.概要

関東宇部社は、生コンに石灰石の骨材を使用しており、当社の連結子会社である宇部マテリアルズ株式会社(代表取締役社長:市川正隆、以下「宇部マテ社」)がこれを供給しています。
関東宇部社の4工場では、大臣認定及びJIS認証において、山口県美祢市伊佐産の骨材(以下「伊佐品」)を使用することになっていましたが、宇部マテ社は、伊佐品と同品質であるが産地の異なる骨材を混入して関東宇部社に供給していました。関東宇部社は、宇部マテ社からの報告により、異産地骨材の混入を2017年11月に認識しましたが、全ての骨材を伊佐品に切り替える2018年4月まで異産地骨材を使用した生コンの出荷を継続したことから、5月11日にJIS認証機関から「JISマーク表示製品認証に係るJIS表示の自粛請求」を受け、5月14日から出荷を自粛しました。
混入された異産地骨材は、広く他の生コン工場でも大臣認定品及びJIS品に使用されています。関東宇部社は、骨材の受入検査及び生コンの製品検査を適切に行っており、生コンの品質に問題はないものと考えています。
詳細につきましては、関東宇部社の対外発表資料をご参照ください。

2.今後の対応方針

関東宇部社は、早期の自粛解除に向けて、JIS認証機関からの調査請求等への対応を引き続き進めます。また、宇部マテ社においても、コンプライアンスの徹底を図るとともに、グループをあげて再発防止と信頼回復に努めます。
なお、本件による業績への影響につきましては、現時点では、軽微と考えています。

参考資料

弊社が出荷しましたコンクリートにおける国土交通大臣認定及びJIS 認証の仕様への不適合についてPDF(PDF:106KB)

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