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C0304

動的粘弾性、溶融粘弾性測定装置

1. メーカー・型式

TA Instruments社製     ARES、RSAIII

2. 原理・特徴

物質に周期的な力(変位)を与えてモジュラス(硬さ)とダンピング(変形させるものに必要なエネルギー)を測定する装置でポリマー材料の弾性と粘性同時評価装置(固体用・溶融用)である。

3. 装置概観

溶融用ARES   固体用RSA
溶融用ARES   固体用RSA

4. 溶融用ARESについて

装置仕様
測定モード ねじり、せん断
測定レンジ 周波数=0.0001〜500rad/sec
    トルク=0.2〜2,000gcm
    測定温度=-150℃〜600℃
検出出力 G'、G"、tanδ、η*の温度依存性または周波数依存性
測定試料形状とサイズ シート状=1〜2mm×50mm角
粉状 50g
粘調液体 500ポイズ以上
分析できる物 ポリマー、ゴム、エラストマー、インク、トナー、塗料、粘着剤、接着剤

分析事例

  • ポリマー及びそのアロイ材料の成形加工性・流動性評価即ち、溶融加工中の熱可塑性樹脂の挙動を評価
  • ポリマーの分子量、その分布、分岐性、結晶性、充填剤含有量の影響を評価
  • 熱硬化性樹脂の溶融から硬化(架橋)して固体になるまでの変化を測定し製造工程条件の設定

5. RSAIIIについて

装置仕様
測定モード 引っ張り、曲げ、圧縮
測定レンジ 周波数=0.0001〜(500)rad/sec
    トルク=0.35〜3,500gcm
    測定温度=-150℃〜600℃
検出出力 G'、G"、tanδ、η*の温度依存性または周波数依存性
測定試料形状とサイズ シート状=0.1〜1.0mm×50mm角(引っ張り)
t=3mm×b=1〜2mm×l=50mm(曲げ)、50mm立方体(圧縮)
分析できる物 ポリマー、ゴム、エラストマー、粘着剤、接着剤

分析事例

  • シート・フィルムの固体の温度分散(主分散:α分散、副分散:β分散、γ分散)からガラス転移点、分子運動性、架橋性を評価
  • 耐衝撃性、剛性などの強度、粘性からのクリープ性を評価
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