HOME > 分析機能(装置) > 高分子分析
C1301

複合材界面特性評価装置

1. 型式

東栄産業(株)製  複合材界面特性評価装置  MODEL HM410

2. 概要

任意の温度環境下で、マイクロドロップレット法により単繊維と樹脂界面のせん断応力を測定し、接着強度特性を評価できます。

図1:概要図

図1:概要図

界面せん断強度τは下式より求めます。

界面せん断強度

F:最大引抜荷重、D:繊維径、L:埋め込み長さ)

3. 仕様

試験温度 室温〜400℃
試験雰囲気 大気中またはN2ガス
引抜装置 最大引抜荷重 500gf
繊維引抜速度 標準値 0.12mm/min(任意設定可)

4. 試料量

樹脂 0.1g以上
単繊維 60mm以上(複数本必要です)

5. 適用分野

繊維強化プラスチック(航空機、宇宙機、自動車、スポーツ用品、建築材料等に利用)

図2:装置外観

図2:装置外観

前のページに戻るこのページのトップへ