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F085

nanoIRによる表面硬さの分析

nanoIRは、従来の分光学的な限界を超えた数百nmオーダーの空間分解能でIR吸収を分析することが可能です。さらに、nanoIRでは、表面の凹凸・IR吸収・表面硬さを同時に分析することができます。

装置:Anasys Instrument社製nanoIR(図1)
AFMのカンチレバーで表面の凹凸を検出します。同時に、IRを照射し吸収があると試料が膨張し、カンチレバーの振動を誘起します。その振動の振幅から、IR吸収を検出します。さらに、その振動の振動数変動から、表面硬さを検出することが可能です。
図1:nanoIR
  図1:nanoIR

ナイロン繊維PAがポリエチレンPE中に包埋された試料(図2)の切片を作製し(図3)、nanoIRにより分析しました。得られた、表面凹凸像を図4に、IR吸収像を図5に、表面硬さ像を図6に示します。より硬いナイロン繊維で周波数が高くなることから、明瞭な表面硬さ像が得られました。

図2:PA/PEのTEM像
図2:PA/PEのTEM像
図3:PA/PEの切片
図3:PA/PEの切片
図4:表面凹凸像
図4:表面凹凸像
図5:IR吸収像
図5:IR吸収像
図6: 表面硬さ像
図6:表面硬さ像

※ このページの内容の一部は、Anasys Instruments社HP(http://www.anasysinstruments.com/)から引用しています。(2014年1月時点)

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