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H0902

熱分解ガスクロマトグラフ−質量分析計(Py-GC/MS)

1. メーカー・型式

ガスクロマトグラフ−質量分析計(GC/MS)      島津製作所製      QP5000
Wショットパイロライザー(Py)   フロンティアラボ社製   2020iD

2. 原理・概略図

試料を、予め所定の温度に過熱された電気炉中に落下させ、熱分解により発生したガスを質量分析計で測定することにより、試料を定性分析する。モノマーレベルの、より詳細な分析ができる。

図:Py-GC/MS装置の概念図

図:Py-GC/MS装置の概念図

3. 性能

熱分解炉
温度範囲 室温〜800℃
試料量 通常1mg程度
雰囲気 He
GCMS
質量範囲 m/z=10〜700
分解能 R=2M
感度 100pg メチルステアレートm/z=298でS/N>30
イオン化 EI

4. 測定試料

対象試料 高分子化合物、異物など
試料量 1mg以上

5. 分析依頼時の留意点

分解のパターンにより、判定が難しい場合があります。

6. 応用分野・分析例

通常のGCMSでは測定できないポリマーや異物を調べる。
FT-IRでは判定できない、モノマーレベルの定性分析ができる。

  • 縮合系ポリマーの定性分析
  • 一部炭化した異物の定性分析
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