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I137

クリプトン吸着法による低比表面積測定

N2吸着法による比表面積測定では、測定下限は全比表面積で0.1m2程度であり、比表面積0.01m2/g以下の材料の比表面積は測定出来ない。そこで、吸着ガスにクリプトンガスを用いて、球形ガラスビーズ(5mm、1mm、0.4mm)の比表面積測定を行った。

1. 実 験

試料

ガラスビーズ  GB-5、GB-1、GB-0.4

測定装置および測定条件

測定装置 高性能、全自動ガス吸着量測定装置  AS-1-C/VP/TCD/MS Quantachrome社製
測定原理 容量法によりガス吸着量を測定し、BET法で比表面積の計算を行った
試料前処理 試料を測定セルに入れ、100℃(真空中)で60分間脱気した
吸着ガス Krガス
冷媒(温度) 液体窒素(77.35K)

2. 結 果

表1にクリプトン吸着法による比表面積測定結果および各試料の球換算での比表面積計算結果を示す。試料GB-5で計算値と大きく違うが、これは試料表面の凹凸の影響によるものと思われる。

表1:クリプトン吸着法によるガラスビーズの比表面積測定結果
試料名 粒子径
(mm)
球換算での比表面積計算値
(m2/g)
クリプトン吸着法による比表面積測定値
(m2/g)
GB-5 5 0.0005 0.0015
GB-1 1 0.0021 0.0029
GB-0.4 0.4 0.0059 0.0057
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