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I341

滴定による酸解離定数(pKa)の測定

酸解離定数(pKa)は、酸の強さ(水素イオンの解離しやすさ)を定量的に表した指標のひとつで、pKaが低い程強い酸といえます。化合物のpKaを測定できれば、水溶液中での種々のpHに対する水素イオンの解離と非解離の割合を求めることが出来ます。そのことからpKaは、pHに対する化合物の溶解性やその状態を推測したり、医薬品の生体内での吸収のされやすさの推測、pH緩衝作用の推測など様々な用途で利用されています。pKaを測定する方法としては、中和滴定、吸光光度法、キャピラリー電気泳動などがあります。その中でも精度の高い中和滴定を用いて、ほう酸のpKaを測定した例を紹介いたします。

図:pKaの測定例
図:ほう酸のpKa測定結果
図:タイトランド905型

自動滴定装置:タイトランド905型

1)Comprehensive Inorganic Chemistry @ p.886から引用

2)化学便覧(改定4版2002年) p.317から引用

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