HOME > 分析機能(装置) > 高分子分析
O0304

核磁気共鳴装置

1. メーカー・型式

Bruker BioSpin社製     AVANCE500型     デジタルNMR

2. 原理・概略図

写真:核磁気共鳴装置

物質に静磁場(超伝導磁石)中でラジオ波を照射すると核の環境に応じて特定の周波数で共鳴が起こります。このラジオ波のタイミング(パルスシークエンス)を変化させることで化合物の構造に関する様々な情報を得ることができます。本装置では、高磁場化とデジタル化により従来より高い感度と分解能での分析が可能となりました。また、磁場勾配装置、各種プローブとパルスシークエンスを併せて、様々なNMR分析が可能になりました。

3. 性能・仕様

基本磁場 11.74T(1H/500MHz)
測定核種 1H、19F、31P-15N
プローブ
  • 5mmφBBO BB-1H--D Z-GRAD
  • 2.5mmφSEI 1H-13C--D Z-GRAD
  • 2.5mmφDUL 13C-1H--D
  • 5mmφSEF 19F-1H--D
  • 10mmφSEX 13C-1H--D
感度
  • 1H   S/N 330(0.1%EB)
  • 13C  S/N 160(10%EB)
測定温度 -150℃〜180℃
測定法 COSY、NOESY、HSQC、HMBC、DOSY 等

4. 測定資料

対象試料 溶媒(重水素化溶媒)に溶解、または均一に膨潤するポリマー
試料量
  • 1H/0.02mg以上(低分子化合物)
  • 13C/1mg以上(低分子化合物)

5. 分析依頼時の留意点

常磁性金属、不溶物を含有する試料は良好なスペクトルを得られません

6. 応用分野・分析例

  • 農薬、医薬品等の有機化合物の構造解析
  • ポリマーの末端基の分析
  • 界面活性剤の分析

前のページに戻るこのページのトップへ