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O1202

核磁気共鳴装置(Cryo Probe付属)

1. メーカー・型式

Bruker BioSpin社製     5mm DCH 500MHz Z-Gradient(AVANCE 500型 FT-NMR用)

2. 概要

写真:核磁気共鳴装置(Cryo Probe付属)の概観
写真:装置の概観

Cryo Probeはコイル部およびプリアンプ部を低温ヘリウムガスで極低温にすることで、熱雑音を取り除き高感度化したプローブです。
従来のプローブと比べ約10倍の感度があり、積算時間を従来の1/100に低減出来ます。微量成分を短時間で検出したり、INADEQUATE測定やポリマーの末端構造の解析等、感度を必要とする測定に特に有効です。

3. 性能・仕様

感度 13C≧2500:1 (ASTM)
1H ≧3000:1 (0.1%エチルベンゼン、over 200 Hz noise)
パルス幅 13Cパルス幅≦10μs
1Hパルス幅≦10μs
測定核 1H、13C
温度範囲 0℃〜+80℃

4. 測定法

1D-NMR 1H、13C、差NOE、DEPT等
2D-NMR COSY、HMQC、HMBC、NOESY等

5. 分析依頼試料について

対象試料:溶媒(重水素化溶媒)に溶解

6. 応用分野・分析例

  • 農薬、医薬品等の有機化合物の構造解析
  • ポリマーの組成分析(立体規則性や末端基等)
  • 界面活性剤の組成分析等
図:ケイ皮酸ヘキセニル(1mg:積算32回)の13C−NMRスペクトル(上段:Cryo Probe、下段:従来のProbe)

図:ケイ皮酸ヘキセニル(1mg:積算32回)の13C−NMRスペクトル(上段:Cryo Probe、下段:従来のProbe)

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