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O484

LC/MSによるオリゴ糖の定性・定量分析
- PMP誘導体化を用いた微量分析 -

天然物や食品、生体試料などさまざまな試料に含まれている糖類を分析する場合、目的物や試料の性質により最適な分離法や検出法を選択する必要性があります。このうちオリゴ糖のような分子量数百から千程度の糖の分析であれば高感度で、分子量情報も得られるLC/MSは有効な手段となります。また、HPLCの分離が不十分であっても質量によって区別する点などさまざまなケースで効力を発揮します。

今回は、通常のLC/MS測定よりもさらに微量な成分の定性・定量を目的とした1-フェニル-3-メチル-5-ピラゾロン(PMP)誘導体化処理による分析を紹介します。この手法を利用すれば遊離の糖鎖の還元末端をターゲットとし、その反応性を利用したラベル化によりイオン化効率を上げることができ、より微量なオリゴ糖も定性・定量することが可能になります(定量下限:0.1μg/mL程度)。

図に誘導体化LC/MS法を利用したオリゴマルトースの高感度分離分析事例を示します。

図1:誘導体化オリゴマルトースのLC/MSマスクロマトグラム

図1:誘導体化オリゴマルトースのLC/MSマスクロマトグラム

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