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O548

尿素の微量分析

尿素は肥料、医薬品原料や尿素樹脂原料など、さまざまな用途として使用されています。その分析方法として、高速液体クロマトグラフ法(HPLC)でそのまま分析することも可能ですが、UV吸収が弱いため、定量下限値が測定濃度として10µg/g程度と高く、UVでの検出も短波長側で測定するため、試料中の夾雑物の影響を受けやすく、定量が困難な場合があります。

このような場合には、図1に示したように1,3-ジフェニル尿素に誘導体化してHPLCで定量する方法が有効で、測定濃度として0.1µg/g程度まで定量できます。水溶液中の尿素(5µg/g)を誘導体化して分析したHPLCクロマトグラムを図2に示しました。

図1:尿素の誘導体化

図1:尿素の誘導体化

図2:HPLCクロマトグラム

図2:HPLCクロマトグラム

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