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O9906

ラットに投与した活性物質の代謝物解析手順

ラットに生理活性物質を投与した後、血清、尿、胆汁中に現れる代謝物の定性分析について基本手順を以下に示しました。除タンパクなどの前処理を行い、LC/MSを中心とした解析を行います。

活性物質の代謝物解析手順例

薬物代謝経路

第一相反応 酸化・還元・加水分解
第二相反応
  • グルクロン酸抱合
  • 硫酸抱合、グルタチオン抱合
  • アセチル抱合(アセチル化)
  • アミノ酸抱合(アミド化)

検証の進め方

  1. 投与検体とブランク(無投与検体)の比較(LC/MS)
  2. 投与検体に特異なピークについて定性分析(LC/MSフルスキャン)
  3. 代謝物の予測(例:抱合体のタイプ)
  4. 代謝物の特定(LC/MS/MS)
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