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P269

デジタルマイクロスコープによる成形品の形状測定(3D)

観察したい範囲を手動ステージで視野を移動させ、デジタル画像をPC上で画像連結させます。通常の視野範囲から、高倍率の解像度のまま広視野の3D画像連結が得られます。

10円玉の絵柄を撮影しています。14枚の像を高解像度のまま画像連結し、広範囲に観察しています。最も高いところが赤、最も低いところが紺色で表示し、高低差が可視化できています。

自動画像取り込みから3D画像を作成します。任意の測定ライン上の高さ、幅、凹凸をグラフ表示することも可能です。

事務用品の凸凹を撮影しています。任意のラインの高さプロファイルデータを求めます。水平、垂直カーソルを使い高さ・幅・凹凸を測定します。また、3次元画像上の体積や容積も計測可能です。

以上のように、高分子材料における欠陥原因の追求、詳細解析や観察に威力を発揮します。

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