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SE032

マウスリンフォーマTK試験の変異体コロニー像

本法は、ほ乳類(マウス)培養細胞を用いて化学物質によって誘発される染色体異常の有無を検出する試験です。染色体に異常が生じてできたトリフルオロチミジン(TFT)に耐性のある突然変異体を観察することで、被験物質の遺伝毒性誘発性の有無を検索することができます。

TFT存在下で12日間、96wellプレートで培養し、TFT耐性突然変異体コロニーを含むwellを計数して突然変異出現頻度を算出します。コロニーは「Large」、「Small」、「混合(Mix)」に分類して計数します。

以下に、実際の突然変異体コロニーの写真例を紹介します。

Large Small 混合(Mix)
図:突然変異体コロニーの写真例

遺伝子レベルの変異があると、増殖の早い大きなコロニーに
染色体レベルの変異があると、増殖の遅い小さなコロニーに
なると言われています。

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