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SE067

蛍光顕微鏡による生細菌数測定

核酸やたんぱく質と特異的に結合する試薬[例えば5(6)-カルボキシフルオロセインジアセテート(CFDA)]を用いて細胞を染色し、落射蛍光顕微鏡*1を用いると大きさ数ミクロンの生細胞を直接観察できます。

この試薬で処理した試料では、死亡細胞は蛍光を発せず、生きた細胞のみが明るい粒子として観察されるので、この粒子をカウントすることにより生菌数が求められます。

下の写真は培養した大腸菌をCFDAで染色し蛍光顕微鏡で観察した写真です。

*1 落射蛍光顕微鏡:細胞・組織内の蛍光性物質に紫外線などの励起光をあてて発する蛍光を観察する顕微鏡

図:蛍光顕微鏡観察写真(試料:大腸菌)

図:蛍光顕微鏡観察写真(試料:大腸菌)

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