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SE134

試験実施が困難な試料への対応について(Ames試験)

Ames試験の試料としては、室温で安定であり、菌の混入のない試料が想定されています。しかし、試料の中には、不安定であるほか、試験実施にあたり支障があることもあります。このような試料について、当社の対応を解説します。

悪臭化合物、有害ガス発生化合物
試料によっては、悪臭が発生する化合物、あるいはフッ化水素、塩化水素といった有害なガスが発生する化合物があります。当試験施設ではドラフトを設置した実験室を備えております。悪臭が発生すること、あるいは発生するガスの種類をお知らせいただければ、試験実施が可能です。
空気中で不安定な化合物、空気中の水分に不安定な化合物
試料によっては、空気中で不安定な化合物、空気中の水分と反応しやすく不安定な化合物があります。当試験施設では、試料を不活性ガス雰囲気下で保管した後、秤量を窒素ボックス内で行い、秤量後、直ちに試験を実施し、試料の反応、分解をできる限り避けることで対応しております。
光に不安定な化合物
当試験施設では、被験物質は、一律、遮光条件下で保管し、遮光条件下で秤量、試験を実施しており、直射日光照射不可程度の試料は何ら問題ありません。しかし、試料の中には「蛍光灯の光でも反応する」ような、光に対して極めて不安定な試料もあります。このような試料につきましては、試料の秤量から試験実施にかけて、黄色灯下にて取り扱うことで対応いたします。
菌混入の可能性がある試料
事前に無菌試験を実施し、菌が検出された場合、試料が水溶液であればろ過滅菌、水懸濁液であればオートクレーブでの滅菌で対応できます。あるいは、試料に放射線を照射して滅菌することで対応可能です。

以上、試験の実施が困難な試料について、事例の多い件を取り上げ、解説しました。なお、当社では、上述以外で、試験の実施が困難な試料につきましても、適宜対応して試験を実施いたしますので、営業部にご相談ください。

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