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USP工法IIの特長と用途

USP工法IIは、軟弱地盤上の構造物の基礎工法として開発され、(財)日本建築センターに技術審査証明された深層混合処理工法で、セメント系固化材(ユースタビラー各種)を用いて基礎地盤に安定した改良地盤を造成します。
建築基礎および、擁壁・カルバートなどの基礎地盤改良、盛土のすべり防止などに適用できます。

USP工法IIの特長

1軸ブレ・共廻り防止翼により軸ブレ・共廻り防止
地中障害物接触時の軸ズレを低減させ、高粘性土地盤での共廻りを防止します。
22サイクル施工による均一な改良コラムの築造
2サイクル施工により地中での掘進速度・攪拌性能などをより安定化できます。
3施工管理システムによるリアルタイムの施工情報の把握
お客様に、より正確な施工管理データが提供できます。

軸ブレ・共廻り防止翼の機構

掘進・注入攪拌時には翼が縦に折れることで軸ブレを防止し、引き上げ・攪拌時には翼が水平になり、周囲の土壁に刺さることで共廻りを防止します。

図:軸ブレ・共廻り防止翼の機構

2サイクル施工

2サイクル施工により、固化材スラリーの攪拌性を向上させ、改良体の均一性を確保します。

図:2サイクル施工

USP工法IIの用途

USP工法Ⅱは、マンション、工場、店舗、住宅などの建築分野に加え、擁壁、ボックスカルバート、水路、すべり抑制壁など土木や造成分野でも使用することができます。

建築分野
マンション、工場、店舗、事務所、住宅などの基礎、その他工作物、土間基礎
土木分野
擁壁、ボックスカルバート、タンク基礎、その他土木構造物基礎、盛土すべり防止

USP工法IIの主な用途:マンション基礎、事務所・住宅基礎、工場・店舗基礎、土間スラブ基礎、擁壁基礎、カルバート基礎、タンク基礎、盛土基礎

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