MENU

宇部興産、橋梁事業を宇部興産機械に営業譲渡

2002年3月29日

宇部興産株式会社(社長:常見和正)は、「選択と集中」、「集中と飛躍」をキーワードに中期経営計画を推進しているが、その大きな柱の一つである事業構造再構築の一環として、機械・金属成形事業を分社化し、宇部興産機械株式会社(社長:若林敏夫)を設立、2000年4月から営業を開始している。同社は大型射出成形機やダイカストマシン、運搬機器などに独自技術を活かしながら、より良い製品とサービスを提供してきたが、橋梁・水門等の官公庁向け鋼構造物工事業については、建設業法上、大型橋梁等の入札に参加できない等の理由で、引き続き宇部興産にて営業していた。このたび、法制度等諸条件が整ったのに伴い、3月29日付で同事業を営業譲渡するものである。4月1日以降の新年度から、宇部興産の官公庁向け橋梁事業は名実ともに宇部興産機械が営業を行うこととなり、製造、工事、サービス並びに営業それぞれにおいてさらなる強化、充実を図っていく。
なお、宇部興産における橋梁事業の01年度売上高(見込み)は約50億円。02年度よりは宇部興産機械で受注活動を行い、積極的な事業展開を目指していく。
また、本営業譲渡に伴い、宇部興産顧問の米倉俊治橋梁技術本部長は3月29日付で宇部興産機械の執行役員に就任する。

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ