MENU

宇部興産、三菱商事と農材事業アライアンスへ

2003年3月27日

宇部興産株式会社(社長:常見 和正、以下、宇部興産)は、現在推進中の中期経営計画「New21・UBE修正計画」における事業再構築の一環として、全額出資の肥料製造販売会社である宇部興産農材株式会社(社長:小野 敏幸、以下、宇部興産農材)株式の51%を2003年3月31日に三菱商事(社長:佐々木 幹夫、以下、三菱商事)へ譲渡することとし、このほど両社間で合意に至りました。

宇部興産農材は創業48年、宇部興産グループの肥料事業を担う全額出資の子会社で、化成肥料の製造・販売(生産能力20万トン/年)及び宇部興産がカプロラクタム(樹脂原料)製造時に副生する硫安を販売する、大手肥料メーカーです。
一方、三菱商事は国内有数の肥料販売網を持ち、すでに4社の肥料メーカーに出資し、肥料・農業関連ビジネスに力を注いでいます。
また、宇部興産グループとは従来から、国内及び輸出向け肥料の取引だけでなく、化学品など広範な取引関係にあります。

今回の提携により、宇部興産農材は、今後ますます厳しい環境が予想される肥料業界において、効率的な生産・販売・物流体制の再構築、さらに原料購入の強化によって一層の収益向上を達成し、業界の中核企業として積極的な事業展開を図って参ります。

宇部興産農材概要

社名 宇部興産農材株式会社
設立 昭和30年10月12日
所在地 山口県宇部市大字小串1988の7
社長 小野 敏幸
資本金 4億9千万円
売上高 年間約100億円
従業員数 107名
事業内容 化成肥料の製造販売、硫安の仕入販売

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ