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知的障害者の雇用を推進

2003年8月27日

宇部興産(株)(社長:常見 和正)は、障害者雇用の更なる推進のため、当社宇部ケミカル工場内での清掃業務の一部を知的障害者に担当させることにした。具体的には、当社の特例子会社である(有)リベルタス興産(社長:有田信二郎)に事業委託し、9月1日付で軽度および重度の知的障害者6名をリベルタス興産が雇用する。

かねてより当社は、地域との共生をモットーに、雇用面でも社会的貢献を図ってきたが、障害者雇用率の拡大に向けた今回の動きもその一環。

今回事業委託を受けるリベルタス興産は、宇部興産の特例子会社として、1991(平成3)年4月、障害者雇用促進を目的に設立された印刷会社。障害も個性の一つと捉え、不自由は有るものの、各自が持てる力を最大限に発揮し、企業としての存在感をアピールすることを目指している。本日現在、28名の社員の中17名が身体障害者(うち重度身体障害者が14名)である。今回、新規事業として清掃業務を加え、念願であった知的障害者の雇用を実現する。同社では今後ともノーマライゼーション(等生化、福祉環境作り)の促進のために力を尽くしてゆきたいと考えている。

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