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「UBEグループ レスポンシブル・ケア報告書2004」を発行

2004年9月14日

宇部興産(株)(社長:常見和正)は、宇部興産およびグループにおける2003年度の環境・安全・健康への取り組み状況を中心とした「レスポンシブル・ケア報告書2004」(A4版42頁・カラー)(以下「本報告書」)を発行した。

宇部興産(株)ではレスポンシブル・ケア報告書を2000年より毎年発行しており、レスポンシブル・ケアの活動(環境保全・保安防災・労働安全衛生・製品安全・物流安全・社会との対話)を中心に、宇部興産(株)および主要連結対象会社11社の環境関連データを掲載している。

本報告書は前回の報告書よりもページ数を増やし、企業の社会的責任(CSR)の観点からビジネス活動・コーポレートガバナンス体制・コンプライアンスの徹底についても詳しく説明している。また、グループ会社への取り組み、サイトレポート、第三者による検証や本報告書への意見についても新たに取り入れ内容を充実させた。

宇部興産(株)は、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、2000年発行のレスポンシブル・ケア報告書より環境会計を導入している。
2003年度の環境保全コストについては、設備投資16.4億円・費用74.1億円であり、それぞれ2002年度比1%減、14%減であった。
経済効果については、グループ外からの廃棄物受け入れ収入等の実収入効果が52.5億円、省エネルギー推進による節約効果が34.5億円となり、それぞれ2002年度比36%増、5%増であった。
環境面では、地球温暖化に関わるCO2排出量について、利用廃棄物の多様化および新発電所がスタートしたため若干増加したものの、削減目標である1990年度比6%以上削減を達成している。
有害大気汚染物質削減については、1995年度比93%の大幅削減を達成すると共に、国への報告が義務化されているPRTR法対象物質もUBEグループで昨年度比16%削減した。
産業廃棄物関係では、発生量の推移、リサイクル量の推移、最終埋立量の推移についてグラフ化するとともに、廃棄物有効利用状況を具体的に紹介している。
その他、環境に優しい技術・製品についても紹介している。特にCO2削減に寄与する木質バイオマスの有効利用については特集記事を組んで紹介している。

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