MENU

2009年社長年頭挨拶要旨

2009年1月5日

昨年来、100年に一度とも言われる金融危機に見舞われ、先進国を筆頭に世界各国で金融対策や経済対策が実施されつつありますが、実体経済の悪化もまだ始まったばかりで、いつ底を打つのか分からないといった所が現状と考えています。

このような激動な状況の中での、UBEグループの2008年を振り返ると、

これらは今までUBEグループが一丸となって取り組んできた企業体質強化と全員の努力・苦労の成果といえます。
しかし、9月中旬以降、カプロラクタムの外需が急速に減少し始め、11月以降は、自動車・家電業界などあらゆる分野で減産や業績下方修正などの発表が相次ぎ、外需減に加え内需でも影響を受け始めました。

新年を迎えましたが、金融危機が払拭されたとは言い難く、今年前半は外部環境が近年では最悪になることを念頭に置いて行動する、まさに「非常事態の対応」が必要です。
UBEグループの総合力を発揮し、「ステージアップ 2009」最終年度の目標達成に向け挑戦する、まさに「非常識への挑戦」の年と位置づけ、今まで取り組んできた「強いものをより強く、大きくしていく戦略」「キャッシュフロー創出力を大きくする戦略」を堅持しながら、次の事項をより一層取り組んでいきましょう。

過度に悲観することなく、一方では大いなる危機感と情報を共有し、非常時対応を確実に実施し、外部環境悪化の影響を最小限に抑えると共に、外部環境回復時はいち早くそのチャンスを活かせるよう努力し、又、大いに当事者意識を発揮する年にしましょう。個々の当事者意識が発揮できれば大きなチーム力が生まれ、更にはUBEグループの総合力発揮に繋がります。

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ