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竹下道夫社長 2013年度入社式挨拶

2013年4月1日

皆さん、宇部興産への入社おめでとうございます。
本日ここに総勢135名の皆さんをUBEグループの新戦力として迎えることができましたことを、たいへん嬉しく思います。

日本企業、とりわけ製造業を取り巻く経営環境は、今後の存在意義が問われ、且つ、場合によっては存続の危機と隣り合わせの大きな節目にあります。
UBEグループにおいても、化学事業が厳しい事業環境に置かれています。内需の低迷、中国をはじめとする新興国の成長鈍化、新興国メーカーを含めた競合の激化などがあり、加えて、高止まりした原燃料価格や電力価格の上昇も影響しています。
この状況は、過去に経験してきた景気循環の一局面ではなく、市場環境の構造が大きく変わって来ていると認識する必要があり、これまでの取り組みの延長ではUBEグループの持続的成長は望めません。

本年度から新しい中期経営計画が始まります。一世紀以上の歴史を有するものづくりの企業グループが、大きく変貌しつつある事業環境下で、どう取り組み、持続的成長を期していくのかがポイントになります。
利益重視の事業展開、グローバルでのグループ力の強化、加えて、企業の社会的公器としての役割を果たすという意味を含めて、資源・エネルギー・地球環境問題への貢献を基本方針に掲げようと考えています。又、グループの皆さん全員が、日々の業務遂行に当たって常に意識し判断の拠り所とするための指針として「UBEグループが大切にする価値」というものを示していきます。

これからUBEグループの一員、社会人として皆さんに期待する行動指針は以下です。

  1. より高い倫理観と礼儀正しい行動
  2. 得意分野を有し、且つ柔軟な対応力
  3. チェンジ&チャレンジの精神
  4. コミュニケーションの習慣づけとコラボレーション

最後に、皆さんが早く職場に馴染み、健康で、初心を忘れずUBEグループの更なる発展に貢献していただけることを祈念して、私の歓迎と激励の言葉と致します。

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