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国立大学法人山口大学・宇部興産株式会社包括的連携協力について

包括的連携協力10周年記念成果発表会

2014年3月24日

国立大学法人山口大学(学長:丸本卓哉)と宇部興産株式会社(社長:竹下道夫)は、学術および産業の振興を図り、両者の研究開発の拡充・発展のみならず、広く地域と社会に貢献するため、2004年4月に「包括的連携協力に関する基本合意書」を締結した。以来、両者は密接な連携関係を維持しており、延べ200件をこえる共同研究に取組み、30件をこえる特許出願ならびに約100件の学会・論文発表を行ってきた。

包括的連携では山口大学と宇部興産の相互の研究・技術紹介を行う場として「RT(Research & Technology)プラザ」という交流会をこれまで12回開催し、情報交換を進めると共に相互の理解を深めてきた。この場は、共同研究テーマのマッチングの場としても活用されてきた。

共同研究以外では人材育成・人材協力にも積極的に取組み、地理的な近さを活かした長期インターンシップ学生(延べ25名)の受け入れや数多くの相互の講師派遣を続けている。

包括的連携協力では、その成果発表ならびに、両者間の交流促進の場として成果発表会を毎年行っている。
今年度の成果発表会は2014年3月24日に宇部興産健康保険組合「けんぽUBE」で開催する。
今回の成果発表会では、包括的連携10周年を記念して、山口大学大学院技術経営研究科 特命准教授 林裕子氏による基調講演「技術経営とイノベーション ~連携と多様性の視点から~」ならびに、山口大学 理事・副学長 古賀和利氏および宇部興産 顧問・宇部商工会議所会頭 千葉泰久氏による講演を開催。また、相互の理解をより一層深めるために今年度の共同研究成果の発表を行う。

これまでの10年間で構築してきた包括的連携の運営体制を継続しながら、今後も革新的な生産技術や新規材料の開発に結びつく成果を生み出すことに力を注ぐと共に、人材育成・人材協力も継続して取組んでいく。

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