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宇部マクセル・LG化学の塗布型セパレータに関する特許ライセンス契約ついて

2014年5月16日

宇部興産株式会社(社長:竹下道夫、以下「宇部興産」)と日立マクセル株式会社(社長:千歳喜弘、以下「マクセル」)のリチウムイオン電池用塗布型セパレータ合弁会社・宇部マクセル株式会社(社長:永田啓一、以下「宇部マクセル」)とLG化学(社長: 朴鎮洙、以下「LG」)は、LGが保有する塗布型セパレータに関する特許ライセンス契約を締結いたしました。
本契約により宇部マクセルは、リチウムイオン電池の主要部材であるセパレータの基材をセラミックス で塗布する特許実施権を獲得します。

宇部マクセルは2011年2月、宇部興産とマクセルの出資により設立されました。ハイブリッド自動車や電気自動車用リチウムイオン電池、産業用リチウムイオン電池向けの高機能塗布型セパレータの製造・ 販売を行っています。
今回、宇部マクセルが供与を受ける特許は、LGの「Safety Reinforced Separator(SRS®)」で、リチウムイオン電池の安全性の向上につながる重要なものです。セパレータの基材をセラミックでコーティングすることにより、セパレータの耐温度性能や機械強度を強化するものであり、リチウムイオン電池内部でのショート発生のリスクを大きく低減することができます。

今回のライセンス契約により、宇部マクセルは、高機能塗布型セパレータのトップメーカーとして、技術力のさらなる向上をめざすとともに、リチウムイオン電池材料市場でのプレゼンス強化を図ります。
なお、両社のライセンス契約の内容詳細は非公表とさせていただきます。

宇部マクセル株式会社の概要

社名 宇部マクセル株式会社
所在地 京都府乙訓郡大山崎町小泉1番地
社長 永田啓一
事業内容 リチウムイオン電池用セパレータの製造・販売
設立 2011年2月
資本金 1.5億円
出資比率 宇部興産(株)51%、日立マクセル(株)49%

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