宇部興産グループの宇部興産機械株式会社（本社：山口県宇部市、社長：久次幸夫。以下「宇部興産機械」）は、東洋機械金属株式会社（本社：兵庫県明石市、社長：十亀和則。以下「東洋機械金属」）との業務提携により、中型機UB500iCダイカストマシン（以下「UB500iC」）を共同開発しました。
UB500iCは、共同開発の第一弾として、2013年10月に販売開始した小型機UB350iCダイカストマシン（以下「UB350iC」）に続く中型機として、宇部興産機械の中国現地法人である宇部興産機械（上海）有限公司（総経理：武田倫治。 以下 「USH」）にて製造します。
このUB500iCは、UB350iCでの宇部興産機械と東洋機械金属の協力関係をベースに、両社が長年培った技術力・ノウハウを結集した新高剛性型締機構を新たに設計開発した最新鋭モデルです。
また、射出システムには宇部興産機械が自社開発した電動サーボバルブを使ったリアルタイムフィードバックシステムを搭載するなど、高機能、高剛性、高コストパフォーマンスを実現しています。
初号機の出荷は2015年6月の予定で、USHにて中国国内へ販売する他、韓国、東南アジア、インドなどにも順次販売し、2015年度の販売目標は20台です。
なお、11月13日～15日 パシフィコ横浜にて開催される「2014 日本ダイカスト会議・展示会」で詳細を発表する予定です。
