MENU

2015年社長年頭挨拶要旨

2015年1月5日

宇部興産株式会社
代表取締役社長 竹下道夫

明けましておめでとうございます。

昨年は、業種によっては4月の消費税アップに伴う反動が見られたものの、国内製造業においては、円安による輸出環境の好転や強みのある製品分野の収益拡大等により、多くの企業が好業績をあげました。
一方、UBEグループは化学部門の業績低迷により、マクロの好況感から取り残され、株価低迷に象徴されるように非常に厳しい年でした。

今年のUBEグループの最優先課題は、現在実行中または計画中の諸施策を確実かつスピーディに進め、化学部門の復活を数値として結果で示すこと、建設資材、機械、エネルギー・環境各部門は収益基盤を更に強化し、収益水準を引き上げていくことです。残された2014年度の3ヶ月間、更には現中期経営計画の最終年度である2015年度でいかに収益改善を図り、現中計の数値計画からの乖離を縮めていくか、堅調な回復・成長基調に向かう姿を示さなければなりません。

今年度は2016年度からの次期中計策定の年です。絶えず変貌し、競争にさらされる市場に身を置く製造業として普遍的に求められる行動計画を、中長期にわたり持続的に進めていくことが重要であり、それが充分にできたのかを振り返ってみる必要があります。

次期中計策定にあたっては、数値目標とともに次のような目標達成のための課題を全部門でクローズアップし、行動計画に落とし込み、フォローアップに繋げていただきたい。

UBEグループは2017年に創業120周年を迎えます。グループの復活・進化・発展のため、社員全員が目標を共有し、前向きに、明るく、個々の能力が活かされ、グループの総合力がいかんなく発揮される風土を作り、好業績を伴ったNEW UBEとして120周年を迎えましょう。

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ