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化学部門を統合し「化学カンパニー」へ

2015年2月26日

宇部興産株式会社(社長:竹下道夫)は、4月1日付で化成品・樹脂カンパニーと機能品・ファインカンパニーを統合し、「化学カンパニー」へと再編することを決定いたしました。

化学部門の組織を見直し、事業の選択と集中を加速しながら経営資源の最適配分を図り、事業運営の効率性を高めるとともに、製販技の更なる一体化により顧客ニーズへの対応を速め、化学部門の早急な業績回復を目指します。
なお、受注型で他の化学製品と事業形態が大きく異なる医薬事業は、今回の組織再編の対象とせず、現行の組織体制を継続します。

化学カンパニーには、化学部門全体の事業戦略・技術戦略等を担当する戦略統括部を設置し、新規事業・M&Aの探索等の機能も強化します。

ビジネスユニット(BU)については、現在7つあるBUを市場やサプライ・チェーンの関連性に応じて統合し、以下のとおり4BU体制へと再編します。

開発部門および生産部門に関しては、これまで化学生産・技術本部が2つのカンパニーにまたがる形となっていましたが、各開発センターを化学カンパニー下の組織とするとともに、各工場および生産技術センターも新たに化学生産本部として化学カンパニー下に置きます。組織の簡素化・フラット化を図ることで機動力を高め、高度化する顧客や市場からの要求に迅速に対応していきます。
また、化学品の品質保証体制を一層強化するため、化学カンパニー下に化学品質保証部を新設します。

化学2カンパニーの組織再編に伴い、海外主力拠点であるスペインおよびタイにおける事業を統括する欧州統括部およびアジア統括部を化学カンパニー下に置き、各製品部門との連携強化を図ります。更に、欧州統括部は欧米統括部として米州統括機能を加え、米州での事業拡大向けて化学関連グループ会社を統括する予定です。

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