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2016年社長年頭挨拶要旨

2016年1月4日

明けましておめでとうございます。

昨年を振り返りますと、国内景況は円安による輸出環境好転に伴う企業収益拡大、大都市圏での建設需要、海外観光客による爆買い効果等もあり、緩やかな回復基調にありました。一方、世界経済は原燃料・資源の価格下落が続く中で、欧米では緩やかに回復しているものの、中国の経済成長鈍化が鮮明になり、昨年後半以降は難民問題やテロも大きな影を落としています。

こうした事業環境下でUBEグループは化学部門の業績が前年度に比べて一定程度回復し、建設資材や機械・金属成形、エネルギー・環境部門は引き続き好調だったことで、グループ全体でも増収増益で推移していますが、この業績回復は、化学工場での定検スキップや原燃料安などが寄与しており、特に化学部門各事業の回復にはまだ力強さが足りません。

この4月から新中期経営計画が始まります。何とか復活の兆しが見え始めた化学部門を更に伸ばし、本格的な復活を形にすることが一番の課題です。また、化学以外の部門も、それぞれに将来を見据えて、着実に成長していくことが必要です。そのためには一層のコストダウンに取組み、環境変化に対応できる力をつけ、資源投入の選択と集中を進めて果敢に未来に挑戦していきましょう。

新年にあたり、皆さんに次の2点についてお願いします。

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