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屋内素地使用も可能な高性能セメント系セルフレベリング材「タフレベラーGプラス」 販売開始

2016年6月22日

宇部興産株式会社(社長:山本謙)は、屋内駐輪場などの仕上げ材として素地使用(仕上げ材による表面への被覆が不要)が可能な高性能セメント系セルフレベリング材「タフレベラーGプラス」を開発し、6月1日より関東地区限定で販売を開始しました。

宇部興産では2007年11月から、耐荷重床下地や塗り床下地への適用が可能な高強度・速硬型セルフレベリング材「タフレベラーG」を販売しています。このたびの「タフレベラーGプラス」は、速硬・速乾性、高強度の従来性能に加え、長期表面強度維持を実現したことにより、素地使用性能を付加したアップグレード品です。
荷姿は25kg紙袋で、水量や混練り時間などは従来の袋物製品とほぼ同一の使用方法です。宇部興産独自の専用ローリー工法による材工一貫システムによる販売も同時に開始しました。

セルフレベリング材は、平滑性や速硬・速乾性が床精度の向上のみならず、工期短縮や省力化にも貢献できる床下地調整モルタルとして広く浸透しています。これまで、仕上げ兼用が可能なセルフレベリング材へのニーズはあったものの、従来のセルフレベリング材では表面耐久性が問題となり、仕上げ材による被覆が必須でした。
こうした問題に対し、宇部興産では素地での使用が可能なセルフレベリング材の開発を進め、「タフレベラーGプラス」が誕生しました。
仕上げ工程が省略可能になる独自性を活かし、工期短縮や省力化に対するニーズの高い首都圏を中心に、新たな市場開拓による拡販を目指します。

宇部興産は、セメント系セルフレベリング材のパイオニアとして、独自の専用ローリー工法や技術により、高いシェアを維持しています。特に特殊セメント系セルフレベリング材における速硬性能と寸法安定性については、市場で高評価を受けています。
総合セルフレベリング材メーカーを目指す宇部興産は、新規用途開拓に注力しており、今回の「タフレベラーGプラス」に続き、今後もセルフレベリング材の新規商品開発に積極的に取り組みます。

施工の様子

施工の様子

完成例 屋内駐輪場

完成例 屋内駐輪場

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