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2019年 山本謙社長 新年挨拶(要旨)

2019年1月7日

明けましておめでとうございます。

当社グループにとって、昨年は「品質検査上の不適切行為への対応」という大きな試練の年であり、お客様はじめ関係する方々に大変なご迷惑とご心配をお掛けしました。現在はグループを挙げて再発防止に取り組んでいるところです。

また、昨年はUBEグループの中期経営計画「Change & Challenge 2018」の最終年でもあり、「持続的成長を可能にする経営基盤の強化」と「資源・エネルギー・地球環境問題への対応と貢献」を基本方針とし、特に化学部門の復活を大きな課題として取り組んできました。
現時点では、今期業績はほぼ当初の予想レベルで推移しており、事業環境の影響もありますが、皆さんの努力の成果が結びついているものと思います。

昨年より「10年後のありたい姿」を具体的に想起して、何を為すべきかを議論してきましたが、今年は、今後3年間の達成目標とそのためのアクションプランである次期中期経営計画を決定してスタートさせる年です。品質保証体制の充実をはじめとして、ガバナンスの強化に引き続き取り組んでいくことも計画の重要な要素です。

経済面では先々の不透明感が一層色濃くなるものと覚悟して臨まなければならない1年になると思います。このような事業環境下、現中期経営計画をきちんと仕上げて、一段と成長した企業グループとなるよう、次期中期経営計画をスタートさせていきます。

新年を迎え、皆さんに次の点をお願いします。

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