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I231

技能試験 「茶葉中の無機元素分析」

分析結果の信頼性を確保するためには、トレーサビリティを確保し、不確かさを適切に評価するバリデーションが必要になります。弊社は、定期的に技能試験に参加し、技術レベルの向上に努めています。

ここでは、NMIJ主催の技能試験「バリデーションと不確かさ評価のための技能試験 第1回:茶葉中無機元素分析」の試験結果について紹介します。

1. 技能試験の概要

主催 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター(NMIJ)
協賛 (社)日本分析化学会
試験の名称 第1回:茶葉中無機元素分析
分析試料 茶葉粉末
分析元素 Al、Ca、Fe、Zn、Na、P、K、V、Pb

2. 試験結果

表1:技能試験「茶葉中の無機元素分析」の結果*1
元素 Al Ca Fe Zn P K
中央値(μg/g) 700 4,465 80.2 21.5 3,237 15,706
当社報告値(μg/g) 690 4,500 82 21 3,300 16,000
Zスコア -0.4 0.1 0.4 -0.4 0.7 0.2
分析方法 *2 *2 *2 *3 *2 *2
  • *1 有効データ数15以上の元素のみ記載
  • *2 密閉系マイクロウェーブ分解/ICP発光分光分析法
  • *3 密閉系マイクロウェーブ分解/ICP質量分析法

3. Zスコア

Zスコアの評価基準

正規分布を用いる統計学的検定法で、報告値と中央値に有意な差があるかを検定する方法です。下記の式(1)から算出されます。

Zスコア=(報告値-中央値)/NIQR*4・・・(1)

  • *4 NIQR:IQR(上四分位数と下四分位数の差)×0.7413

4. まとめ

全元素について、Zスコアの評価基準で「|Z|≦2 満足」の結果を得ることが出来ました。弊社の分析結果は、信頼性が確保されていると言えます。今後も引き続き信頼性の高い精確なデータを提供するために、技術レベルの向上に努めます。

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