HOME > 分析対象 > 材料 > 有機材料
O417

固相抽出-熱抽出GC/MSによる微量化合物の高感度分析

水溶液中に含まれる極微量の有機化合物の、あるいは固体や溶液から発生する極微量ガスの高感度分析を行なう場合に有効な固相抽出素子による試料濃縮法について紹介します。

固相抽出素子(Magic Chemisorber、MCと略記)は、チタン管の外壁に500μmまたは100μmのポリジメチルシロキサン(PDMS)を化学結合させたものです。濃縮操作が簡便で濃縮効果が高いことから、例えば水溶液中の微量農薬化合物の検出、製品からの異臭原因物質の調査やアロマの定性等、わずかな試料量で迅速かつ高感度に分析が可能です。

以下に分析手順と装置模式図を示します。

サンプルビンに試料ならびにMCを入れた後、密栓し、吸着(濃縮)を行います。濃縮操作を行ったMCを熱分解GC/MSに導入し、熱抽出・質量分析を行います。

具体例は、

  1. 水溶液中の微量化合物の分析例:水溶液中の農薬の定性分析
  2. 気相中の香料の分析例:カレーパウダーの香気成分の定性分析

をご覧ください。

図1:装置模式図と手順 図1:装置模式図と手順
図1:装置模式図と手順

前のページに戻るこのページのトップへ