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O430

DPPH-HPLC法による活性酸素消去能の簡易評価

安定なラジカル物質であるDPPH(1,1-Diphenyl-2-picrylhydrazyl)を用いた、ラジカル捕捉能(活性酸素消去能)の簡易測定法を紹介します。

DPPHはラジカルの状態で紫色を呈しますが、ラジカル捕捉物質と反応すると無色になります。その性質を利用して、抗酸化物質などの活性酸素消去能を評価します。

手法としましては、(1) 抗酸化物質であるTroloxを標準物質として、各濃度に調製したTroloxとDPPHの反応液をHPLC測定する、(2) Trolox濃度に対するHPLCのピーク面積の減少分(DPPHピーク面積とブランク面積の差分)について検量線を作成する、(3) 検体とDPPH溶液を反応させてHPLC測定する、(4) 検体反応液でのDPPHピーク面積とブランク面積の差分から、検量線よりTrolox換算のラジカル捕捉能を求める、という手順で行います。

この方法を用いることで、例えば皮膚の光老化(シワの発生、肌のハリや弾力低下)や色素沈着などに対する、抗酸化物質の抑制能を見積もることができます。

検量線作成までの流れ

検量線作成までの流れ

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